神経痛

末梢神経のうち、感覚神経がなんらかの原因で刺激を受け、末梢神経の経路に沿って生じる痛みを総じて神経痛と呼びます。 刺激を受けた感覚神経が痛みを感じ取り、中枢神経に伝え、痛みやしびれといった症状が現れます。

神経痛には、原因がはっきりしている「症候性神経痛」と、原因不明の「特発性神経痛」の2種類があります。


症状によって名前がつけられ、例えばお尻からふくらはぎにかけて後面が痛む「坐骨神経痛」や、背中から胸にかけて痛む「肋間神経痛」、顔面が痛む「三叉神経痛」などがあります。



症候性神経痛は、外傷、圧迫、炎症、感染、中毒などが原因で発生する神経痛の一種です。

日常的に言われている神経痛の多くは、この症候性神経痛に該当します。



特発性神経痛は、原因が明確でない神経痛の一種です。検査を行っても病変が見つからないため、原因は不明とされています。

末梢神経を圧迫している病変が神経痛の原因になりますが、具体的な原因は脳幹の腫瘍や動脈瘤、帯状疱疹の後遺症、頸椎の変形、胸部の内臓の病気などさまざまです。




自分で神経痛を和らげるための方法もありますが、効果は限定的でかえって悪化させる可能性がありますので注意が必要です。


適切な姿勢と体勢の保持:正しい姿勢を保つことで神経への負担を軽減できます。


ストレッチと運動:軽いストレッチや運動で筋肉をほぐし、神経の圧迫を緩和できます。ウォーキングやヨガなど。


温める:温かいシャワーや湿布を使って痛む部位を温めることで血流を促進し、痛みを和らげることができます。


ストレス管理:ストレスは神経痛を悪化させる要因です。リラックス法や深呼吸、瞑想などでストレスを軽減しましょう。


適切な休息:十分な睡眠と休息を取ることで神経の回復を促します。



痛みが続く場合がほとんどですので、是非ご相談下さい。




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